学生時代は運動部に所属してそれなりに身体も動かしていたけれど、社会人になってからは仕事に追われてスポーツどころではありません。
朝早くに起きても通勤に時間がかかり、夜は飲んで遅くに帰る生活では不健康の極みでしょう。
そして気がつけば30代に突入し、腹も若干出て来てオヤジ化している自分に呆然としたのです。
これはジョギングでもやって内臓脂肪を燃焼させる必要があると、早々に横浜にあるドッグガーデンで愛犬も走れるところへ休日は通うことにしたのです。
動物も運動すれば気分が晴れる
そもそも本物のスポーツマンであれば、毎日の生活が忙しいからといって休日は自宅でごろ寝ばかりしているなんてことはありません。
だから自分は本物のスポーツマンではないので、運動しなければと思い立ったけれど今更何をしたら良いのかと最初は途方に暮れたのです。
そんなとき最近家で飼い始めたトイプードルが、ふと目についたというわけです。
トイプードルは小型犬ですからそんなに長い距離の散歩が毎日必要なのではありませんが、運動は好きそうです。
しかも還暦を過ぎた両親は愛犬とゆっくり散歩をするだけで、若くて元気が溢れていて早く走れる彼には気のせいなのかそれだけでは物足りないように見受けられます。
それだったら自分と一緒にジョギングをすれば、元気いっぱいで運動不足のストレスを抱えているかも知れない愛犬の気分も晴れるのではないかと考えたのです。
気分が滅入っているときは、人間だって動物だって身体を動かすことでずいぶんと気持ちが楽になるものだからです。
動物と一緒にジョギングできれば楽しいかも
どうして自分ひとりでジョギングを始めなかったのかといえば、ひとりだとどうしてもすぐに飽きてしまいそうだったからです。
何しろ運動不足で腹の出かかった30代のサラリーマンですから、続けるきっかけが無ければ走ることも続きそうにありません。
でも愛犬が横浜のドッグガーデンで走れると分かったら、きっとまた一緒に行きたいとか行こうよとかおねだりされたら長続きがすると考えたのです。
実際に横浜のドッグガーデンでのジョギングですから、近所のその辺りで走るのと違って愛犬も自分と一緒に走れるだけではなくて犬友達が出来るかも知れません。
そんなことを想像している内に彼の喜ぶ顔見たさに、結局ジョギングを始めたというわけなのです。
ジョギングはもともと孤独なスポーツですが、やっぱり周りに同じような人達がいるのといないのとでは走りがいが違ってきます。
横浜のドッグガーデンは、そんな人達が沢山集まっている場所だといえるでしょう。